中古トラックの輸出状況

トラックの平均使用年数は年々伸びており、
2010年では14.87年(小型トラックは、11.92年)になっています。
平均使用年数というのは新規登録してから抹消登録するまでの平均年数のことですから、
新車で購入して15年近く手放さずに乗り続けるということを示しています。

このことは、トラックは余程の理由がない限り中古車市場に出ることは少なく、
ほとんどの人が2~3万円の手数料を払って廃車にするのが一般的なのです。
また廃車しないトラックは買取り業者に買い取られることになりますが、
それらの買取り業者の多くは国内の中古車市場で売買するためではなく輸出用に中古トラックを買い取っています。

日本の中古トラックは、
世界一厳しいと言われる車検制度や法定点検制度をクリアしてきていることもあり、
10年や15年経過していても性能や安全性などに全く問題がないとう高い評価を世界中から得ています。
また、トラックの構造上の特徴として部品交換が容易である、
輸出されている部品の質も非常に高い、といったことも評価されています。

具体的なわが国の中古トラック輸出国は
アラブ首長国連邦、インド、パキスタン、フィリピン、
シンガポール、インドネシア、またアフリカや南米での需要も高まっています。
インフラ整備が不十分で悪路での走行が多い国々では、
日本の中古トラックは重要な輸入品なのです。
世界中にわが国のトラックが輸出されているのですから、
それにあわせて中古部品の輸出も多くなっています。

中古トラックだけの輸出台数についての統計的な情報はありませんが、
アフリカや南米の発展国などは今後も需要が増える見込みがあることから、
中古トラックの輸出はさらに活発になると思われます。

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