中古トラックの売買格差

中古トラック市場では、乗用車の中古市場では考えられないほど大きな売買価格差があるといわれます。
乗用車の中古市場の場合、買取り業者が買い取った車は車種や年式・人気などにもよりますが
平均的には30~40%程度上乗せした価格で市場に提供されます。
しかし中古トラック市場の場合、
買取り業者が買い取ったトラックは車種や年式・人気などにあまり関係なく、
2倍から3倍程度の価格で市場に提供されるのが一般的です。

乗用車の中古市場にはないこうした売買価格差が発生する要因は、
2つ考えられます。

1つは「中古車市場でのトラック台数が少ないこと」と他の1つは「回転率が低いこと」と言われています。

わが国の自動車の登録台数は8,000万台と言われていますが、
その内のトラックは400万台にも到達していません。
さらに中古車市場に提供されるだけではなく確実にしかも高価で売却できることから、
輸出に向けられる中古トラックが近年は大幅に増加していることも、
中古車市場でのトラック台数が少ないことの要因でしょう。
トラックは生産台数も中古車市場台数も少なく、
中古トラック市場では東日本大震災の際に見られたように
需要が急増すると販売価格が大幅に値上がりしてしまうのです。

なお中古トラックはこれだけ台数が少ないにもかかわらず、回転率は低いままです。
乗用車を取り扱う中古車販売店の在庫回転率は、
33%前後(在庫100台の場合の月間販売台数は33台)なのに対し、
トラックの場合はその半分以下(在庫100台の場合の月間販売台数は16台以下)と言われています。

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